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カテゴリー「読んだ本」の115件の記事

2013年7月24日 (水曜日)

『64』 横山秀夫 著

横山秀夫『64(ロクヨン)』を読みました。

横山氏お得意の警察小説ですがその中でも本作品は「究極の警察小説完成!」と出版社の広告キャッチコピーで謳われています。
2013年の「本屋大賞第2位」、「このミステリーがすごい!2013年国内編1位」

Img_3086:
たった7日間だけの昭和64年に発生したD県警最悪の誘拐事件(符丁「64」)。

時効まであと1年と迫るなか刑事部と警務部の内部対立が勃発。

ターニングポイントとなるはずの警察庁長官視察の前日に「64」を

模倣する誘拐事件が発生する。

はたして事件は長官視察阻止を狙った刑事部の仕掛けた罠なのか?

警察とマスコミ、警務部と刑事部それぞれの間で苦悩する

元刑事の広報官の主人公が見た事件の真相とは・・

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
約650ページにも及ぶ長編で読み始めはこそ

その重厚な内容に圧倒されなかなかページが先に進まなかったのに

中盤からは一気に読めちゃうほど面白かった。

著者の『震度0』のような警察内部の人間ドラマを

さらにスケールアップした内容で映画化になっても期待のできる作品でしょう。
(この記事を書いている時点では映像化の情報はありません)

終始派手さはありませんが深~く沁みる良質のドラマでした。

book文芸春秋社『64』特設サイトへ

『震度0』は実際の地方の警察の上層部の人間模様がよくわかる作品です。

各県警のトップ警察本部長ってほとんど霞が関(警察庁)のキャリアが占めています。

地元採用のお巡りさんはどんなに頑張ってもこの最高位には達せません。

本作品でもD県警の主要ポストはキャリア組が占め

その中で唯一地元の人間がたどり着ける刑事部部長ポストを巡る

地方対中央の対立が描かれています。

あなたの故郷はどうですか?

2012年10月28日 (日曜日)

『痛み』 貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 著

人気の作家である貫井徳郎、福田和代、誉田哲也の三氏による

警察小説の短編オムニバスです。

貫井さんの作品は好きなのでかなりの作品を読んでいます。
福田和代さん作品は「リブート!」という作品を読んだことがありますが

誉田氏の作品は今回が初読となりました。

Photo_4
タイトルの「痛み」とはちょっと抽象的過ぎるイメージで

本編の三作品を読んでもとくに共通したものを感じませんでした。

もうちょっとボリュームがあってもいいかな?

ちょっと物足りなさを感じました。

福田和代さんは宇宙エレベータを舞台にした作品も書かれているようなので

機会があればぜひそちらも読んでみたいなぁ(o^-^o)


続きを読む "『痛み』 貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 著" »

2012年7月 5日 (木曜日)

『城を噛ませた男』 伊東 潤著

時代物の短編集って個人的には大好きなジャンルです。

今回読んだ本は伊東潤氏の『城を噛ませた男』です。

初めは長編物かと思っていましたが実際は戦国の短編集でした。

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伊東潤氏の作品は初めて読みましたがいいですねぇ~(*^-^)

信長や秀吉、家康ら戦国時代の主役級の武将ではなく

あまり知名度の高くない人物がそれぞれの作品の主人公になっていてz

いろいろはじめて知ることも多くとても興味を引かれる作品です。

改めて各短編の主人公について更に詳しく知りたくなります。

ちなみに表題の「城を噛ませた男」とは真田昌幸(幸村の父)のことです。

他にもこの作品に登場する武将を知っていれば

歴女の尊敬を集めることが出来るかもね?

戦国時代物が好きな友人知人でまだ未読の方には是非お勧めできる一冊でした。

good光文社のサイトへ

2012年1月 7日 (土曜日)

話題作

年末から図書館で借りていた

スティーブ・ジョブズの公式伝記本の

上巻を読み終えました。

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とっても面白い内容です。


パソコンの創成期を知る世代としては

懐かしい話もふんだんです。

アタリとかNeXTコンピュータとかね

私の中学生時代にパソコン、当時はマイコンとも呼ばれていましたが大ブームがあって同じ社宅の同級生の家になんとApple IIcがあったのを覚えています。
当時からAppleは憧れのブランドです。

いまでもMacBook Airが一番欲しいパソコンです。

2011年11月 9日 (水曜日)

『安土城の幽霊 信長の棺異聞録』 加藤廣 著

超長寿時代劇『水戸黄門』の終了により

テレビの時代劇放送がほぼなくなってしまうとのことですが

小説の分野ではまだまだ時代もの戦国ものは人気カテゴリーです。

私も戦国ものが大好きな歴男なのですが

ここ数年とくに好きな作家さんがこの加藤廣さんです。

デビュー作の『信長の棺』は本能寺の変で死んだとされる信長の亡骸が見つかっていないという歴史上の謎を扱ったとても読み応えのある作品。

以降、『信長の棺』に続く『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』のさん作品は本能寺三部作として人気シリーズとなりました。

私もシリーズ三部作読破していますbook

そんな方には「おかわり!」的な一冊が今回私が読んだ『安土城の幽霊・・・』です。

この『信長の棺 異聞録』とサブタイトルが付いている通り本能寺三部作の隙間を繋ぐ短編集となっています。

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本能寺三部作を読破された方なら必読?の一冊ですよhappy01

また本能寺三部作を読んでいない方にとっては

まずこの一冊から

ぜひすばらしい加藤廣作品の世界へ!

2011年6月 5日 (日曜日)

『インシテミル』 米澤 穂信 著

『インシテミル』意味はわからないけど

なんとなく不思議なオトの響き・・・・

映画化されてマスコミにも多く取り上げられていたので

かなり気になっていた作品でした。

映画の方は好きな女優さんが出ているので

機会があれば見たかったなぁ、DVDで我慢。
(しかし映画館まではむちゃくちゃ遠い(>_<) )

ということで映画の方は見ていないのですが原作は先ほど読み終えましたよ!
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内容にはそぐわない感のある女の子のイラストが

逆に居心地の悪いようななんともいえない不思議な感覚。

時給11万2千円という超破格のアルバイト。

ある実験の被験者として7日間、外部と遮断された地下施設で

他の被験者と過ごすだけで実験終了後にはとんでもない大金が手に入るという。

更にボーナスとして人を殺せば報酬がUP・・・とかいうルールが存在。
(ただし殺されても報酬UP)

当然、殺人を犯さなくても7日間を無事過ごせば破格の金が手に入るのだが・・・

映画の予告や雑誌の記事などの予備知識からすると

あのmovie深作欣二監督のバトルロワイアルに似た雰囲気なのかなぁと思っていましたが

小説の方はあそこまでバイオレンス色が強くはなく

逆に登場人物の心理を読む(心理戦)かなり頭を使うミステリー作品でした。

登場人物は映画が10人でしたが原作の方は12人と

時間的制限のある映画ではかなり内容が割愛されていそうです。

原作を読めばこの内容で登場人物を2名減らしただけではかなり無理が出そうな雰囲気。

・・なので映画しか見ていない人は原作もご一読を!

ここ最近、映画のヒットから原作の人気上昇というパターンが多いそうです。
(『告白』とか『悪人』とか)

また映画がイマイチだったという人には特にこちらの原作を読まれることをお勧めします。
(映画と小説はやはり別物という意見が多いですね)

お勧めするといいながら、ちょっとご注意をdanger

この作品、ミステリーとしては密室という設定上、読む側の推理(犯人当て)が制限されています。

密室空間での殺人で動機は報酬目当てで

おまけに登場人物同士の関係もあったり無かったり… と

謎解きする側もかなり混乱します(。>0<。)

少しテンポが速いので読み手が置いてけぼりを食いそうsweat02

まぁ密室物ってだいたいこんな感じにはなりますけど・・・

うーん複雑過ぎて作者に引っ張られている感じ。

ちょっとちょっと一読しただけではロジック的に破綻していないか怪しい…

最後に”こうだった”といわれても何か複線をさがしてしまう。

それだけ読後も謎な部分が多く残ってしまいなんともモヤモヤします。

読み終わってからもいろいろと自分なりに検証することになると思います。
(少なくとも自分はしばらく考えていました)

だいたいタイトルからして謎(笑)

これも読み終えても謎のままです。

わざわざ英文表記もあるのが更に謎ですわ。
THE INCITE MILL

作者本人は対談等で「淫してみる」という意図があると公表しているそうです。

 

2011年2月18日 (金曜日)

『お初の繭』 一路晃司 著

今回ご紹介する私の"読んだ本"は

一路晃司 『お初の繭』という作品です。
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タイトルだけみると時代小説?ってかんじですが…
内容はホラーですw(゚o゚)w
(内容に反してかなりメルヘンチック装丁)

第17回 日本ホラー小説大賞受賞作品です。

私は普段この手のジャンルはほとんど読まないのですが先日NHKの週刊ブックレビューで紹介されていたので久し振りにホラー作品を読んでみました(^^)

さてこの『お初の繭』がホラー作品と分かるとなんとなく

タイトルから結末が想像できちゃう人もいるかと…
(選者の林真理子さんも巻末の選評で指摘されています)

ちょっと日本の怖い昔話風な内容で

かなりえげつない描写もあり

さらに私の苦手な虫(山繭蛾)もたくさん出てきて・・・・coldsweats02

読後3,4日ほどは後味の悪い変な感じが続きました。

そう!読後感は最悪ですcatface
(この手の作品としてはこれはむしろ最高の
paper賛辞paperかな)

最近ハリウッドでも人気のジャパンホラーとは少々作風が違い

もしかしたら有り得そう・・という怖さではなく

有ってはいけない!という怖さでした。
    ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

この手の作品heart01お好きな人はどうぞwobbly

私は映像化されてもパスですsweat02


こうした新人作家向けの賞を受賞した作品の刊行にあたっては
ほとんどの場合、巻末に選考委員の作家の選評が掲載されています。
文壇の大御所、人気のベストセラー作家
かつて同じ賞を受賞した作家さんらが選考委員になっていて
候補に上がった作品について短くコメントされています。

私はこの選評が好きで必ず読むようにしています。

さすがプロの作家さんの意見は参考になります。

中には惜しくも賞から漏れた作品に
高評価が集まっている場合もあって
是非ともそちらも読んでみたい気分になります。

ちなみに今回の受賞者・一路晃司氏はこれが4度目の挑戦だそうです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
参考:《第17回 日本ホラー小説大賞選考委員》

荒俣宏
貴志祐介
高橋克彦
林真理子
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2011年1月 9日 (日曜日)

『プラチナデータ』 東野圭吾 著

2010-2011の正月休みはこれを読んでいました。

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人気作家・東野圭吾氏の『プラチナデータ』です。

図書館の貸出ランキングで目下のところ第1位となっていますが地元の図書館で普通に借りることが出来ました。

しかも年末年始の休みを挟むので通常よりも少し長く借りられました。

そうはいってもお正月番組もあまり見なかったので3日ほどで読破。

探偵ガリレオや「新参者」の加賀恭一郎シリーズの流れではないので

単発で読むのにもお勧めです。

新たに遺伝子解析の最新鋭システムが犯罪捜査に使われるようになり犯人の残したDNAをもとに犯人自身のDNAデータが登録されていなくてもその親戚等のDNAデータが登録されていれば犯人に迫ることが可能となった。

しかも残されたDNAを元にプロファイリングして身体的特徴から顔の画像を作成できるのでこれまでの地道な捜査をしなくても班員を検挙できるようになり今後積極的なこのシステムの活用が期待されていた矢先、このシステムでは追うことのできない犯人が連続殺人を・・

果たして単にデータベース上のデータ不足が原因なのか?それとも意図的に仕組まれたシステムの欠陥・・・・。

科学捜査の究極的な技術になるであろうDNA解析による犯罪捜査ですが

国家による個人個人の究極の個人情報であるDNA情報の管理について

いかにもあり得そうな闇の仕組み。

coldsweats02考えれば考えるほど怖くなるテーマの作品でした。

番組改編期の単発のスペシャルドラマにちょうどよさそうです。

ただし真犯人の動機付けがちょっと弱いかなぁ?
推理小説マニアなら比較的初期で真犯人が分かっちゃうかも・・・
結末はちょっとモヤモヤ・・
本当の闇がそのままで実際にあり得そうな話しなのでかえって怖いなぁw(゚o゚)w

2010年12月 9日 (木曜日)

『1Q84 BOOK1,2』 村上春樹 著

ようやく、本当にようやく読み終えました(o^-^o)

最近はちょっとブームはおさまった感のある話題作

村上春樹の「1Q84」BOOK 1とBOOK 2。

皆さんはもう読み終えましたcoldsweats01

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まだ続編のBOOK 3もあるのですが・・・

一応当初刊行の2部作は制覇ということで・・・sweat02

しかし、読み始めてから

こんなに時間がかかった作品は初めてです。

私は町民図書館と県立図書館から借りて読んだのですが

何回も貸出期限が来て返してはまた借り

返してはまた借りることの繰り返し・・・

それでも途中で投げ出さずに最後まで読みきったということは

それだけ面白い作品だったということかなwink

読み始めたころは噂通り多少難解な印象を受けたのですが

最後はあれこれ考えずに読むことに集中!

作者が何かのインタビュー記事の中で9.11同時多発テロを受けて

「我々の生きている世界は
本当は一つの世界でなく同時進行でいくつもの世界が存在している・・・」

(たしかこんな風なことを言っていたような・・・)

というような発言をしていたので

それをヒントに途中からこの作品を読み進めてきました。

図書館でも今でも人気作品なのですが

その割には私の周りでは読んだ人がいないようであまり話題にもあがりません。

一般の人の感想もあまり聞かないなぁ
(その割には評論は溢れているような気がしますが)

学生のころから村上春樹氏の作品はけっこう読んでいましたが

長編と呼ばれる作品は初めてだったので
(ノルウェーの森も読んでいません)

ちょっと頭の中を整理するのに少し時間が必要かも・・

BOOK 3を読む前にちょっと他の人の感想なども参考にしようかと思っています。
しかしこれほど多くの解説本があるとは・・・・(最下段参照)

村上春樹の『1Q84』を読み解く Book 村上春樹の『1Q84』を読み解く

著者:村上春樹研究会
販売元:データ・ハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認す

そうそうこの「1Q84」って「1984」というなつかしの作品とも繋がるのかな?
いやビッグブラザーに対するリトルピープルとか・・・きっと関連性があるはず。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) Book 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

著者:ジョージ・オーウェル
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

高校生のころ流行った近未来SF小説なのですが映画版しか見ていません。
やたらと暗い話で共産主義に対する恐怖心をやたらと喚起させてくれる内容だったような気が・・・・
DVDは持っているので今度チェックしてみよう!
(でもあの雰囲気はちょっとトラウマだな・・・・)

1984 [DVD] DVD 1984 [DVD]

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2009/12/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2010年9月21日 (火曜日)

『明日の空』 貫井 徳郎著

ちょっと前までの猛暑、酷暑が嘘のように涼しいapple青森です。

いろいろゆとりが出来てきたのでこれまでの
当ブログのカテゴリー『読んだ本』を整理していたら実際に読んだのに
ブログにアップしていない記事(作品)の多いことに驚愕しております。
他の方のレビューのように饒舌にあるいは要点を抑えた感想なんて
書けていないのが恥ずかしくどうしても記事のUPをおろそか(後回し)に
してきたつけなんですが少しずつでも今後UPしていこうと思います。

かなり記憶も曖昧になってしまった作品もあるので半分は個人的な備忘録のつもりで・・・・coldsweats01

それでも今回は比較的最近(先週)に読み終えた本のご紹介です。

デビュー作の『慟哭』が私にとって

とっても印象に残る作品となった貫井徳郎氏ですが

その割には氏の作品をあまり読んでいないことに気が付きました。

なんと『慟哭』のほかには『乱反射』しか読んでいないや。
(『乱反射』については当ブログ未掲載sweat01

ということで私にととっては3作目の貫井作品がこの『明日の空』です。

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相変わらず構成の妙で楽しませてくれる貫井ワールドは健在。

これまで読んだ貫井作品の中では一番読後感が爽やかな作品でした。

タイトルの「明日の空」とは

例え明日の天気予報がrain雨でも

「明日は”sun晴れ”」と思って前向きに生きよう!というもの・・・

作品中で登場人物が語っているのですが

結構ありきたりなフレーズなんだけど

貫井作品の中で改めて言及されると

何倍にも救われるフレーズに聞こえるので不思議です。

一応ミステリーというジャンル分けになるようですが

どちらかというとミステリー色は薄いので

謎解きよりもいろいろ考えさせられることの多い作品。

読み終わったあとに皆で討論会でも開きたくなる・・・かも?

それだけ社会性のある内容だと思います。

ボリュームもそれほどではないので(176Pほど)

お手軽に読めますよ(o^-^o)

 clover貫井作品はアマゾンでお買い求めくださいhappy01


貫井作品はまず『慟哭』を読んでみてください。本当にお勧めです!

good当ブログでの『慟哭』についての記事へ

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