フォト

amazonで欲しい物検索

Amazon

UNIQLO

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2011年7月3日 - 2011年7月9日 | トップページ | 2011年8月28日 - 2011年9月3日 »

2011年8月21日 - 2011年8月27日の1件の記事

2011年8月26日 (金曜日)

ホタテの赤ちゃんって見たことあります?

8月もあとわずかですね!

青森ではもう小中学校は2学期が始まって夏休みモードも終了です。

お盆が終わる前まではかなり暑い日が続いて

すっかり夏バテ・モードだったのですが最近はかなり涼しくなって過ごしやすいです。
(これが青森のこの時期の平均的な気温だそうです)

さて、知り合いの漁師さんの手伝いのため

この1,2週間はclock3時起きの日々が続いておりました。
(こんなに連続で早起きするのは初めて)

仕事の内容は陸奥湾沖で船上でのホタテ養殖の作業です。

具体的には海中の数ミリほどの大きさのホタテの赤ちゃんを採集して養殖用のホタテカゴに移す作業です。(仮分散作業ともいうらしい)

Ca3a0026
出航は朝の4時night流石にまだ真っ暗です。

陸の街灯りが段々遠ざかって行きます。

20分ほど船を走らせて本日の作業海域へ到着。

Cut2011_0826_1430_14
▲地図で表すと作業海域はここら辺です。
(座標はGPS付き携帯で船上で撮影した画像から解析)

ようやく薄っすらと明るくなってきたら海中に渡してあるロープから

ホタテガイ幼生(成貝になる前の子供の貝)が入った袋(採苗器)を引き上げます。

浮力があるからといっても海中から重量があるものを引き上げるのはちょっと大変です。

ロープを引き上げる力の入れ方にコツがあるようなのですが短期間での習得は無理。
(おまけに波があると更に大変でした)

結局これが一連の作業の中で自分にとっては一番キツイ作業でしたsweat01

Ca3a0027
▲そしてこれがホタテの稚貝が入った袋(外網)です。

1日の作業でこの袋を300袋ほど海中から船上に引き上げます。

袋を持ち上げるとジャリジャリと小さな小さな稚貝が入っていることが分かります。

この袋を一つずつ丁寧に開けて稚貝を取り出します。

Ca3a0030
先ほどの袋を開けると中にはこのようなテグスで出来たネット(内網)が入っています。

このテグス(内網)に海中を漂っているホタテの稚貝が付着して少しずつ大きくなります。

始めは先ほどの外網の網目を通過できるほどの小ささだったものが

ちょっと大きくなってもう外網の網目からは外にこぼれないほどのサイズになったところを

こうして海中から引き上げ採集するのです。

Ca3a0040
ホタテの稚貝はこの時期はこんなに小さいんです。

左上の白いものはペットボトルのキャップです。

比較してみると分かりますが稚貝は約5~6mmほどの大きさです。

こんなに小さくてもしっかりとホタテの形をしています。

海水の入ったタライに入れておくと貝殻を開閉して泳いでいます。

小瓶に入れてお土産物にしたら結構売れるかも・・・・

Ca3a0042
通常これほどのサイズのホタテを見る機会はありませんよね!

ホタテ養殖が盛んな町にこして10年目の私も今回初めて見ましたよhappy01

そしてこれが3,4年サイクルのホタテ養殖のスタート地点。
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

【仮分散作業】

Img_0982
朝の8時頃になると稚貝の回収も終わり

次はこの小さな小さな稚貝をタライに集めて

今度はホタテ養殖に使う育成カゴ(ザブトン籠)にスプーンですくいながら移していきます。
(熱帯魚の水槽の砂利みたいな感触)

Ca3a0036
以前は沖で採集した稚貝を一旦漁港まで戻って陸上でこの移し変え作業をしていたようです。
しかし最近は稚貝の鮮度保持のためそのまま沖合いの船上で作業をするようになったそうです。

ただし気温が高い中でこの作業をするとせっかくの稚貝が死ぬケースがあるので気温が高くなる前、午前中のうちに作業を終えないといけないので船上でのこの作業も時間との勝負です。

Ca3a0034
スプーンでちょっと大盛気味に稚貝をすくってホタテの育成カゴへ。

このホタテの育成カゴというのはよくホームセンターで売られている魚などを干して干物を作る時に使う干しカゴ(網)に似ています。
ホタテ養殖の場合、育成カゴの形状は座布団型の籠が数段繋がっています。

Ca3a0037

稚貝を入れた養殖カゴを海中に再び戻します。

”のし”と呼ばれる海中に渡してあるロープを一旦船べりまで引き上げて養殖カゴを結びつけてから再び海中に沈めます。

こうしてその日に引き上げた稚貝を全て養殖カゴに移し終えたら帰航となります。

通常”のし”は浮き玉などにより海中に漂うような深さを維持されているのですが

育成カゴに付着物が着いたりカゴの中の稚貝が成長して重くなったりすると

育成カゴが海底に着床してしまう恐れがあるので時々浮力を調整してやる必要があるそうです。

他の養殖業みたいに人の手で餌を与える必要がないので
一見ホタテを海に入れて放っておくだけに見られがちですが
ホタテ養殖にはこのような手間が他にもかかっているのです。

Ca3a0039
だいたい1日の作業時間は朝の4時からだいたい午前11時前後まででした。
(最長で1日8時間も船上で働きましたよ)

今回は6日間で一連の作業は終了しました。
※途中風が強かったりして作業が出来ない日がありました。

青森はお盆が過ぎたとたんにすっかり涼しくなってくれたので

心配した熱中症にもならずになんとか無事に最期までやり遂げましたよ。

この後は秋に今回養殖カゴに入れた稚貝を引き上げて今度はカゴに入れる稚貝の数を少なめに再度入れ替えます。【本分散作業】
※こうしないと大きなホタテ貝に成長してくれません。

この分散作業をホタテの成長に合わせて繰り返し行って大きな成貝に育てていくのです。

この作業も去年からやらせてもらっています。

去年は青森でも記録的猛暑で陸奥湾内の海水温が高めのまま推移したため

海中で多くの稚貝が死んでしまい養殖ホタテ産業は大打撃を受けましたが

今年は今のところ大丈夫そうです。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
さて作業中の船上では時々こうして真鯛釣りができます。

Ca3a0031
この日もこのサイズの真鯛が僅かな時間で6匹ほど釣れました。
(私が釣ったのではありません)

Ca3a0033
なかなか立派なfishでしょsign01

餌はエビではなく貝でした。
稚貝の回収作業中に出るゴミ(小さな貝など)が船の周辺の海中に漂っていて撒き餌の代わりになっている模様。

当たりがあると釣竿がかなりしなってなかなか面白そうです。

う~ん、なかなか社労士開業の夢に近づけないなぁ(A;´・ω・)アセアセ

« 2011年7月3日 - 2011年7月9日 | トップページ | 2011年8月28日 - 2011年9月3日 »

ニュース

  • 青森の地元紙〈東奥日報ニュース〉

社会保険労務士関連の書籍

Amazon 本のおススメ

楽天アフィリエイト

  • フォトブック

読書メーター

  • 青い森のよっちんさんの読書メーター
2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

フィード表示