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2008年2月14日 (木曜日)

『つくもがみ貸します』 畠中 恵 著

江戸人情噺+ファンタジー?

畠中 恵さんの作品を読んだのはこれがはじめてですが、これほど面白い作品だとは思ってもいなかったので衝撃を受けました、本当に、すぐにでも他の作品も読みたいです!

江戸時代の下町にくらす姉弟が営む損料屋(レンタル屋さん)”出雲屋”を舞台にした人情物語なんですが、これにファンタジーの要素が入ってまるでNHK金曜時代劇とスタジオ・ジブリのコラボか?と思わせるようななんとも素敵な作品です(”素敵”だなんてめったに使いませんが・・・)

どことなく落語の人情噺みたいな作風がとっても気に入りました!

つくもがみ貸します つくもがみ貸します

著者:畠中 恵
販売元:角川書店
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”つくもがみ”とは器物が100年経つと人と同じように喋ったり考えたり動いたりと意思をもつような状態になることで、物語の中でおきる事件をこの妖怪”つくもがみ”たる出雲屋の古道具たちが貸し出された先々でいろいろ調べ上げて出雲屋の姉弟にこっそりと情報をリークするのです。(つくもがみは直接、店の姉弟と話をしてはいけないという暗黙のルールがあるのでお互い勝手に相手に聞こえるように話をしています)

ネズミの根付、掛け軸、雛人形、香炉、煙管などなどあらゆる古道具が100年経って”つくもがみ”になるんです。つくもがみ同士でも新米、古参様々な性格のものがいてとっても面白く、しかも活き活きと描かれています。

この出雲屋の弟で実質店を切り盛りしている清次もなかなか頭の切れる男で、血の繋がっていない姉”お紅”の恋路の助太刀をつくもがみたちとするのですが、これがちょっと切ないんだなぁ~。
登場する様々な古道具のつくもがみたちの言動もユーモアにあふれていて面白く読み進めることができます。
1話50ページほどの短編が集まって一つの推理小説のような展開をしているので飽きません。
鬼平犯科帳なんかが好きな人にも気に入ってもらえそうな作品でした。

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