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2007年5月6日 - 2007年5月12日の4件の記事

2007年5月12日 (土曜日)

『推理小説』 秦 建日子 著

TVドラマ『アンフェア』の原作です。

推理小説 Book 推理小説

著者:秦 建日子
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

私は本書の続編である『アンフェアな月-----刑事 雪平夏見』の方を先に読んでしまったのですが順序が逆になってもそれほど違和感もなく読めました。
推理小説というストレートなタイトルなんですが劇中劇ならぬ小説の中に出てくる殺人予告の小説のタイトルが推理小説というタイトルなんです。
この推理小説に書かれている通りに起きる連続殺人の犯人=推理小説の作者=犯人なんですが、本書の構成が少し凝っていて多少読みにくい感じがしましたが、私が途中で犯人の目星がついてしまうくらい特に凝ったトリックもどんでん返しもない「フェア」な小説でした。

ある晩、新宿の公園で起きた殺人事件。
被害者の二人には何の接点もなく、手に握らされていたのは・・・・

「アンフェアなのは、誰か」と書かれた本の栞。
(この犯人からのメッセージは本作品だけでなく続編にも影響を・・・・・)

やがて事件を予告する内容の「推理小説」の原稿が出版社と警視庁に送られてくる。
犯人の要求は、この連続殺人をとめるために作品の続編への入札。

やがて事件は第2、第3の殺人事件に・・・・・。
事件解決にあたる警視庁捜査一課の女刑事・雪平夏美が
最後に銃口を向けた相手とは・・・・・。
  
  推理小説はフェアな結末でなければ・・・
     「アンフェアなのは、誰か」

内容の面白さとしては続編の『アンフェアな月』の方が面白いと思います。
でも著者はこの『推理小説』が作家としてのデビュー作なので続編のほうが面白いということは才能があるということの証明?(もっともTVドラマの脚本家としてはすでに一流作家です)

『推理小説』でも『アンフェアな月』でも主人公の警視庁捜査一課No1の検挙率を誇る女刑事・雪平夏美のキャラクターに惹かれてしまい更なる続編に期待しちゃいます。
ドラマのキャスティングはぴったしですね!(篠原涼子主演)

これでようやくTVドラマ『アンフェア』を見ることができます。
(本書の一部がドラマの方にも使われているので本書を読むまでは封印していました。)


 

 

推理小説 推理小説

著者:秦 建日子
販売元:河出書房新社
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アンフェアな月-----刑事 雪平夏見 アンフェアな月-----刑事 雪平夏見

著者:秦 建日子
販売元:河出書房新社
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2007年5月 9日 (水曜日)

我が家の花便り

今年のGWは青森ではちょうど桜の満開に重なり弘前公園の桜まつり博多どんたくを今年も押さえGW期間中の最高の人出を記録しました。
はっきり行って新幹線も通っていない東北の城下町にこれだけの観光客が集まるというのは物凄いことです。
よくTVで弘前公園のお城をバックに夜桜中継とかしていたりしますが、あのお城、実物を見ると驚きますよ!
何に驚くかというとその大きさです。
いいえ大きいのではなく小さいのです。

本当に、これが天主かと絶句するほど小さいので、大坂城や姫路城、名古屋城と比べることさえもはばかれるほど小さいです。
たとえるなら大坂城の倉庫かと思うほどの小ささ。

でも桜はやっぱり立派なものが多いです。
弘前公園の桜は寿命が長いことでも有名で、一般には桜切るバカ、梅切らぬバカとかいって桜についてはあまり剪定しない場合が多いのですが、ここの桜守の人は構わず病気の枝や太い幹でもバッサバッサと切ります。
こらが上手く桜の寿命を永らえさせているようで樹齢百年以上の樹も多い珍しい桜の名所となっています。

弘前とは位置的に反対側でもっと北に位置する我が家の庭には立派な桜の木はありませんが、代わりに青森に越してきた当時に買い求めた桃の木とスモモの木の苗が少しずつ大きく成長しています。

今年は桜と同時に桃の花が咲きました。
P1000277 4月下旬ころから咲き出したので旧暦でいうところの3月10日前後といったところで、旧暦の3月3日の桃の節句を考慮すると若干遅くなった感じですね。



また今年は植えてから5年経って初めてスモモの花が咲きました。
もうすっかり枯れて葉っぱばっかりかと諦めていた矢先、母親が花芽を2,3個見つけました。でもよ~く見れば花芽は他にもたくさんありました。
P1000278 これがスモモの花です。
たぶん・・・・。
多分というのは苗を植えてから一度も花をつけることなく育っていたので何の苗を当時買ったのかはっきり記憶がないことが原因です。スモモとあと何か1種類木の苗を買ったのは覚えているのですがどちらか一方は早々と立ち枯れてしまったので、今咲いているのは、そのどちらか一方ということになります。



裏にある幼稚園の園庭には桜の木がたくさんありますが、もう桜吹雪となっています。

P1000286





ここ数年、桜の木の病気「テングス病」にかかっていて花満開とはいきません。
P1000283 テングス病は天狗巣病ともいい枝先が箒のように広がり細かい枝別れをしてまるで何かの巣があるかのように見えます。
この巣のように見える部分には花芽が付くことがなくすべて葉っぱばっかりです。
こうなると木は花満開ということにはなりませんよね。
対処法としては巣の部分を切り落とし切った枝を焼却処分しないといけないようです。
ウイルス性の病気なんでしょうか?

2007年5月 8日 (火曜日)

クマ3頭目撃! 実は…はく製

リンク: クマ3頭目撃! 実は…はく製/Web東奥・ニュース20070508191937.

なんともローカルで長閑な話題ですが、実際、山中で剥製の熊とはいえ3頭も目にしたらびっくりします。

青森では飲食店や公共施設などで熊の剥製を目にする機会が多いのですが、まさか山中にしかも三頭もの剥製が捨てられているとは誰でも想定外でしょう。
捨てるくらいなら欲しい人にあげればいいのに・・・。

私も1頭分なら欲しいです。でも3頭は多すぎるな・・・。

2007年5月 6日 (日曜日)

『氷結の森』 熊谷達也 著

東北地方を題材にした作品が多い著者の新作は北海道を通り越して樺太とシベリアを題材にした冒険小説です。

熊谷達也氏の作品は以前に『荒蝦夷』という古代東北の東北アイヌと大和朝廷との争いを描いたものを読んだことがあります。
東北に住んでいる者としてはとっても面白い作品でした。

本作は相剋の森邂逅の森とつづくマタギ・三部作の完結編で物語の多くが零下40度の世界である樺太やシベリアで展開されます。
ちょうど読み始めのころNHK-BSの「週刊ブックレビュー」で特集としてこの「氷結の森」がとりあげられ著者である熊谷達也氏本人が作品について語っていました。

 

氷結の森 Book 氷結の森

著者:熊谷 達也
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

主人公は日露戦争時、マタギの経験を活かし射撃の名手〈狙撃兵)として従軍した男。
除隊後は、個人的な恨みをかわれ同じ故郷のマタギから命を狙われ遠く樺太の地を転々として逃げる暮らしをしていた。
そんなおり恩人である先住民の男の娘が連れ去られ海峡を超えアムール川の河口の港町である尼港(にこう):ニコラエフスクへ主人公の男は捕らわれた娘を追って凍結した極寒の間宮海峡を犬ぞりで渡ることに・・・・。
果たして海峡の先:シベリアの港町でどのような運命が待っているのか・・・・。

物語後半の舞台である尼港は当時、ロシア革命を警戒した列強とならんで日本がシベリア出兵をしていて駐留軍を置いていた都市です。
日本の軍隊による実効支配されていた町で多くの日本人が暮らしていました。
    ※現在のニコラエフスク・ナ・アムーレのMAP

この尼港(ニコラエフスク)でやがて事件が起こります。
        ※Wikipedia『尼港事件』の記事へ
   

尼港事件と呼ばれるロシアの革命派パルチザンと駐留帝国陸軍との交戦とその後のパルチザンによる日本人や反革命派の捕虜大量虐殺事件。
シベリア出兵までは日本史の教科書で出てくるような重要事項なのですが、この尼港事件についてはあまり知っている人は多くないようです・・私も知りませんでした。
数多くの日本人が虐殺された事件にしてはあまりにも認知されていない事件です。

物語の主人公たちは結局はこの尼港事件の混乱に巻き込まれていきます。

本書を手にするまで知らなかった歴史上の事件への興味と冒険小説としての第一級の娯楽性が上手く重なった作品です。☆☆☆

同性でも主人公の男の逞しさと行動力に惚れ惚れしちゃいます!

〈妄想〉
個人的にはNHKで 永澤俊矢さん主演ということで勝手に想像して読み進めていました。
作品の主人公のイメージにぴったりです。
実際、以前は彼を主役にNHKで日本の近現代の歴史ドラマが数作ドラマ化されていました。

こちらもお勧め
東北に住む者としての歴史的基礎認識に・・・

 

荒蝦夷 Book 荒蝦夷

著者:熊谷 達也
販売元:平凡社
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マタギ・シリーズ

 

相剋の森 Book 相剋の森

著者:熊谷 達也
販売元:集英社
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邂逅の森 Book 邂逅の森

著者:熊谷 達也
販売元:文藝春秋
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