『火の粉』 雫井脩介 著
殺人の冤罪から無罪判決を勝ち取った元被告が
ある日突然かつての裁判長の隣人に・・・・
平和な家庭を少しずつ狂わす見えない手
あの判決は本当に正しかったのか?
テンポ良く読める本格的ミステリー
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火の粉
著者:雫井 脩介 |
これも先日このブログでご紹介した『書店ポップ術』にて紹介されている作品です。
この著者の作品は初めて読みました。
あまり話題になった作品ではなかったような記憶があるので、こういった機会がなければたぶん手にすることもなかったでしょう。
短い章で構成されているので、ストーリーにいい感じのテンポが生まれ、よくできた内容とともに読んでいくうちに、どんどん惹きこまれてしまいます。
2段組構成で300pちょっとのボリュームも全然苦にならないほど面白い作品でした。
でもタイトルのつけ方がイマイチかな?違ったタイトルだったらもっと売れたかも・・・。
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こんにちは。
雫井さんというと映画化された作品が続きいま話題の作家さんですね。
何冊か読んでいますがどれも読みごたえのある作品で、個人的には好きな作家さんのひとりです。
日常で見過ごしてしまいがちな出来事に隠された思いが・・・と思うと怖さもいちだんと増してきました。
投稿: らぶほん | 2007年8月27日 (月曜日) 午後 12時20分