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2007年3月 9日 (金曜日)

『墨攻』 酒見賢一著

 

墨攻 Book 墨攻

著者:酒見 賢一
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本が原作になった映画『墨攻』が公開されています。
映画の公開に合わせて先日のTBS系「世界 ふしぎ発見!」では墨家(墨子)がテーマになっていました(いわゆるタイアップ企画だったんだと思います)。

さて『墨子』とは何者か?というとこれは古代中国のあった思想の一派(家)で対比されるのが『孔子』。
孔子の教えは儒学という形で現代でも東アジア諸国の社会秩序の基礎となっていますし、兵法書も有名です。しかし『墨子』については、ほとんど知られていないのが現状で、私もまったく知りませんでした。
墨子の教えの中に「非攻」という考えがあって、決して他国を攻め入ってはならぬというものがあります。
ただし攻めてくる敵に対しては徹底的に応戦します。(墨守の語源)
それも高度な技術を用いて作り出される数々の兵器を使用します。
専守防衛という国防の基本姿勢を持つ日本になんだか似ていますね。
墨家の教えは専守防衛というものの考え方のよい例になるかもしれません。
攻めてくる敵に対し常に優位な立場を確保して平時に望めば危うからずといったところでしょうか?(墨子は実際の戦いをするまえに机上での模擬戦略をもって如何に戦うことが無意味かを相手に悟らせたりします)

さて本題の『墨攻 』ですが、この墨子の教えを忠実に守る主人公が、とある小さな城を守るため大軍を相手に様々な墨子の兵法や武器をもって対峙するという話です。
映画では「10万の敵にたった一人で挑む」というコピーがついています。
墨子の兵法による応戦が実に痛快です!
読み始めればあっという間に読み終えてしまう頁数です。
なるほど映画化には最適なシナリオだと思いました。
墨子の教えの非攻・博愛・自己犠牲などがキリスト教以前に中国にあったという事実に驚きながらなぜ墨子の思想が消えてしまったのかという謎にも興味がわいてきます。

『墨攻』という言葉は著者による造語です。
もともとは昔からのしきたりや自説を固く守ることを意味する『墨守』という言葉はあるのですがよき『守』というものは実はよき『攻』であるという解釈か?
漫画墨攻 (1)にもなっているみたいです。1991年初版なので漫画化-映画化という展開。

The Making of 墨攻 DVD The Making of 墨攻

販売元:レントラックジャパン
発売日:2007/01/19
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