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2007年2月20日 (火曜日)

『医療保険は入ってはいけない!』 内藤 眞弓 著

医療保険は入ってはいけない! Book 医療保険は入ってはいけない!

著者:内藤 眞弓
販売元:ダイヤモンド社
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地方(青森)のTVCMってパチンコ屋、サラ金、保険のCMが占める割合が多いんですよね。
青森はこれに原子力関連のCMが加わります。
とくに保険会社のCMは外資系企業のCMが大量オンエアされていて、今や「ニッセイのおばちゃん自転車で~♪」なんてCMの代わりに手を変え品を変えて保険料の安さを訴えるCMばかりです。

この本は、これら保険会社からすれば営業妨害と受け取られるかもしれませんが、内容は正論を書かれていると思いました。
私も以前から同じようなことを考えていましたので今回ちょっとご紹介させてください。

公的医療保険といえば健康保険法や国民健康保険法が代表的なものです(他に共済もあります)。
日本国民なら皆保険制度のお陰で何らかの公的医療保険に加入しています。
これらの公的医療保険には高額療養費という制度があるのですが、これがあまり周知されていないようです。(これこそ大問題)

高額療養費の制度は、大雑把に説明すると月ごとの医療費の自己負担のうち一定額を超えたものについてはその超過分の自己負担が1%で済むように後日還付されるというものです。
この制度は請求をしなければ還付されないので、制度自体を知らなかったり、間違った理解をしていると、この制度の恩恵を受けることができません。(2年で時効)

被保険者の医療費(当然、自己負担額も)については保険者である国や健保、市町村は把握しているので、高額療養費の請求権が発生しているか否かも把握できるはずなので請求を促すハガキや電話を被保険者にできるのでしょうが、事務経費などの問題もあるのか、あまりこういったサービスを実施しているという話は聞きません。
ただし健保などは該当する組合員に対して「高額療養費を請求してください」と言ってくれるところもあります。
また健保では独自給付として「自己負担3万円以上は還付する」とか規約を作ってより組合員の負担が少なくて済むようにしているものもあります。

いずれにしても意図的なのか高額療養費の存在を国民がそろって理解しているという状況ではありません。

自分で高額療養費の還付額を計算するとなると結構、複雑な仕組みを理解しなければいけないのですが毎月の自己負担限度額を知っていれば病院の領収書をもって社会保険事務所や市町村の窓口に行けば後は書き方を教えてくれるはずです。
請求して即入金とは行きませんが、この制度を知っていると知っていないとでは最終的な自己負担額の差は大きいです。
入院&手術をした月は必ずこの高額療養費についてはチェックしてください。

入院すると医療費の負担が大変!と不安をあおっているだけで医療保険のTVCMでは、この高額療養費の制度があるということは一言も言ってくれません。


実際退院後、入院中にかかった費用を高額療養費や健康保険法の傷病手当金(休業補償のようなもの)等を含めて精算してみると意外に安いはずです。(日本人が受ける医療サービスの質は世界的に見てもコスト効果が高いそうです)

さらに民間の医療保険からの保険金支払いがあれば場合によっては入院している方が収入が多いなんてこともあるかもしれません。

著者はこうした公的医療保険制度の内容を知った上で本当に毎月の保険料を支払ってまでも民間の医療保険に入るメリットがあるのか?と疑問を投げかけています。
そして毎月の保険料支払いの分を貯蓄にまわすべきではないかと提案しています。
わたしもこの考えに賛成です。

病気にかかったときの自己負担額については公的医療保険+貯蓄だけでも実際は十分カバーできるのかもしれません。
氾濫するCMなどのせいで思考がストップしてイメージだけ刷り込まれてはいませんか?

もちろん公的医療保険だけではカバーできない場合もあります。
著者は財産形成が未熟な若年期は、リーズナブルな民間の医療保険に加入してある程度、財産形成ができたら民間の医療保険をやめて貯蓄を更に増やすことも選択肢の一つといっています。

さぁ皆さん、どうしますか?

この本は半分はこの公的医療保険の各種制度を紹介して余計な負担をせずに受けられる様々な医療費補助や負担の活用を提案しています。
後の半分は、民間医療保険の実態を詳しく説明しています。著者はかつては民間の医療保険を売る立場の人でしたので、とても分りやすく説明されています。まさにCMでは分らない契約書の実際の中身を詳しく説明しています。私もかつて何社かの医療保険にはいていましたが、ここまで契約内容というか制度を知りませんでした。
実際に自分の加入している民間の医療保険の契約書を手元において読むと良いでしょう。
様々なからくりが広がる素晴らしい世界です?

高額療養費については後日さらにくわしく勉強して分りやすく説明できるようにしておきますね。

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