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2007年1月17日 (水曜日)

『手紙』 東野圭吾著

映画化もされた作品です。
私は映画の方は観ていないのですが、やはり東野圭吾作品は、誰にでもお勧めできる作品が多いような気がします。
今のところ、私が読んだ作品は少なくとも全てそういう作品でした。

手紙 手紙

著者:東野 圭吾
販売元:文藝春秋
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両親をなくした二人の兄弟。二人兄弟の貧しい生活を支える兄は、弟の大学進学のために強盗殺人という重い罪を起こしてしまうことに・・・。殺人者の弟というあまりにも重いレッテルを貼られた弟の元に毎月、刑務所から兄の手紙が届くようになるのだが・・・・。

現実社会でこれだけ毎日凶悪な犯罪とくに殺人事件が起こっている影で、この小説のような加害者家族(この小説の場合、唯一の肉親である弟)が生まれているはずです。
そして、おそらくこの主人公のように世間の目がその人の一生にわたり冷たく降り注がれ続けるでしょう、やがてそれは差別という形で現実の目の前に現れる。
この小説でも主人公である”弟”の人生は兄の犯した罪のため大きく狂わされてしまう。
その内容があまりにも小説とはいえ理不尽なものに映るが、やはり実際、今この瞬間にも同じような苦しみを抱えて暮らしている犯罪者の家族が大勢いるはず。
そういったことを考えながら読んでみると罪を負って刑に服したり自殺したり独りで責任をとったかのような犯罪者の周りにはその影に何人もの人間が重い十字架を背負って生きているということ知っておかなければいけないと思う。

読み進めていくうちに殺人者の弟に感情移入してしまい、刑務所の中から暢気そうな手紙を送り続けてくる兄に嫌悪感を抱くようになってしまいましたが、そこは小説、最後の方には、主人公である弟と同じに、この兄の気持も受け入れることが出来ると思います。
就寝前にちょこっと読んで2,3日あれば読破出来ます。

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» 「手紙」東野圭吾著、読んでみました。 [男を磨く旅]
「手紙」東野圭吾著、読んでみました。「東野圭吾」15作目です。かなり重い内容ですし、楽しい話じゃ無いんですが、作者の力量もありどんどんページが進みました。「剛志」が犯した「重罪」の波紋が消える事無く「直貴」に訪れる「幸せの芽」を悉くかき消してゆく。直貴を取り巻く社会の大人たちの振る舞いも、殆どが「善と偽善」の狭間のような対応なだけに、直貴自身も納得できてしまうのが「つらい現実」だ。本人が全く悪い事を何一つしてないだけに、読者の殆どがその「やるせなさ」や「憤り」を感じる展開だが... [続きを読む]

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