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2006年10月27日 (金曜日)

『秀吉の枷』 加藤 廣著

読書の秋ですね~。

秀吉の枷 (上) Book 秀吉の枷 (上)

著者:加藤 廣
販売元:日本経済新聞社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

枷(かせ)とは、身体や精神の自由を奪うもののことです。
「足かせ」なんてよく使いますよね。
ではこのタイトルにある秀吉のとなったものはどんなものだったのでしょうか?

著者の加藤廣氏は「信長の棺」を書かれた方です。
こちらの作品はすでに私は読んでいます。
本能寺の変で最後を遂げた信長の遺骸が見つからなかったという歴史のミステリアスな部分に光をあて信長の死の真相の仮説を小説にした作品でした。

本能寺の変については、未だに謎が多い歴史事件です。
NHKあたりの歴史番組やドラマにも数多く取り上げられて
いるテーマで、様々な仮説があって、どれが真実なのか
いろいろ考えるのも歴史好きとしては興味が尽きません。

本作品『秀吉の枷』では、本能寺の変で、最終的に
信長の命を奪う策略を実行したのは秀吉であるという
仮説に基づいて話が進行します。

①秀吉は、実は朝廷に近い血筋の流れを汲む一族である。
秀吉は武士であるが実は天皇に近い出自のものであるという自負から
朝廷の官位にこだわり天皇中心の世に戻したかった。

②本能寺の変で、信長は逃げる際、秀吉が掘った秘密の地下道で死んだ。
そして、これは絶対の秘密(第一の枷となる)天下統一まで秀吉の枷として苦しめる。

③秀頼は茶々と秀吉の間に生まれた子ではない。
天下統一後、秀吉の死後、子の秀頼に豊臣の名を末代まで残すためには是が非でもこの事実は隠し通さなければならない(第2の枷となる)

①の秀吉の出自については未だに謎が多い部分です。
今の名古屋市の中村あたりで生まれたという話ですが、作者はこの部分をちょっと変えています。
②本能寺の変は明智光秀の起こした謀反には違いありませんが、その結果、燃え盛る炎のなかで信長は死んだのではなく、事前に信長が秀吉に命じて造らせておいた秘密の地下の抜け穴の中で秀吉の策略によって命を失ったと仮定、実際の信長の遺骸の行方は『信長の棺』の中に書かれています。
③最後まで子宝に恵まれなかった秀吉の世継ぎへの執念に対して側室・茶々の内に秘めた復讐・・・。

この程度はネタバレしても全然問題ないと思います。
逆に興味をお持ちいただければ幸いです。

物語としては『信長の棺』『秀吉の枷(上・下)』という順でお読みになるといいでしょう。また『信長の棺』は、この『秀吉の枷』の導入部分であると思います。
いずれにせよ秀吉好き歴史好きには良い小説です。

ちょっと余談ですが、作品中に出てきた甲斐姫というお姫様について興味を持ったので関連本を探してみようと思います。

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