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2006年4月17日 (月曜日)

新会社法について③

前回から、かなり間隔があいてしまいました。

図解 山田真哉の 結構使える! つまみ食い「新会社法」 Book 図解 山田真哉の 結構使える! つまみ食い「新会社法」

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以前、ご紹介したワンコイン(¥500)版の正規版を購入しました。
こちらもお勧めです。相変わらず安価で内容充実の良書です。

さて前回までは、新会社法の目玉として

①最低資本金制度の廃止
②有限会社の廃止

③取締役員が1名でもOK・・・ということを書きました。
 ↑それぞれの記事へは、クリックでジャンプします。

今回は
④合同会社・LLPの創設 についてです。

会社の種類は4種類あるのですが、おわかりになりますか?

株式会社、有限会社、合資会社、合名会社で4種類です。

これは商法で定められています。

合資会社、合名会社はちょっとなじみが薄いかもしれません。

私の場合 昔、近所の酒屋さんの配達車に合名会社○○酒店と書かれていました。

いまでもちゃんとありますが、マイナーであることには変わりありません。

また有限会社は、新会社法施行後は設立ができなくなるのですが

新会社法施行後も実は会社の種類は4つなのです。

新会社法では、あらたに合同会社という会社が認められることになりました。

有限会社が無くなって代わりに合同会社が仲間入りって感じですが

合同会社の中身は有限会社とはぜんぜん違います。

端的に言い表すと人的会社であるが有限責任という会社です。

有限責任ということはなんとなくわかりますよね?

株式会社が倒産した時などに、出資者である株主は

株式の範囲内でのみ責任を負うことになります。

つまり1000株持っていた人は、1000株の株式が紙切れになるだけで

それ以上の負債については免責になります。

いろいろ清算をしても尚、1億も借金が会社にあってももう責任なし!

これは従来、物的会社とよばれる株式会社特有のものでした。

逆に合資会社や合名会社人的会社と呼ばれる形態で

合名会社は、無限責任社員のみ

合資会社は無限責任社員&有限責任社員で構成されています。

この無限責任社員というのは文字通り、会社の負債=個人の負債となります。

個人経営の会社(非法人)も無限責任です。利益もすべて個人に帰属しますが反面、負債もすべて個人に帰属してしまいます。

つまり合同会社では社員(出資者)は会社の経営をしながら一方で万が一の場合は有限責任(出資額の範囲)までとなります。

合同会社は人的会社であることには変わりないのでヒトが重視されるので研究開発などの事業に適しているのが合同会社ということになるそうです。社員(出資者)は会社もなることができるので、いくつかの会社が共同出資して共同事業の会社も作れるそうです。

以上 簡単に合同会社のことを書きました。

ここでもうちょっと突っ込んでみます・・・・・・

最近は、やたらとアルファベットの略称というか専門用語が多くなりました。
PPEというのは最近話題になったリサイクル家電などの取引規制

ではLLPってきいたことはありますか?
米軍の夜間飛行訓練ではありません!(あれはNLP)

新会社法で新たに登場する組織のことで

有限責任事業組合(LLP)と呼ばれるものです。

このLLPは会社ではなく組合の発展型の団体という扱いらしいのです。

LLPでは出資者が組織の運営に参加していないといけないことになっています。

出資だけして組織の運営は他人任せということは禁止されているのです。

出資者としてはちょっと経営参加というのは負担になりそうですが

ちょっとしたからくりによりあるメリットが得られます。

それは節税メリット

法人税というのは、文字通り法人つまりは会社にかかるのですが

LLPは会社ではないので、この法人税がかかりません

ただし出資者には、LLPが利益をあげれば配当があるので

所得税がかかるのですが、通常の会社に出資した場合には・・・

まず法人である会社に法人税、次に配当を受けた出資者に所得税と2段構えで課税されますが、LLPは1段(所得税)のみですんでしまいます。(構成員課税のみ)

さらにこのLLPからの配当もLLPで損失(赤字)があれば控除されたりするので、その出資者が自らが他に利益を得ていればLLPの赤字分を相殺可能になり結果的に納税を免れることもできそうです。

おまけにLLPは合同会社と同じで有限責任なので、失敗しても大きな痛手をこうむる可能性をコントロールできます。(当然出資額は帰ってこないでしょうけど)

このようにLLPは、使い方によっては起業をしやすくしたり、節税対策にも有効です。

新会社法施行後は、合同会社とこのLLPの動きに注目です。

次回は⑤会計参与制度の導入 について書きます

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