『悼む人』 天童 荒太 著
こんにちは!
先日、書店で各出版社がこの夏に文庫化した作品を眺めてきました。
ちょっと前のベストセラーや話題作が早くも文庫で登場。
映画→DVDと同じような速さで最近は文庫化される作品が増えたような気がします。
私は本については基本は図書館で借りるスタイルなのですが
気に入った作品が文庫化されるとあれば蔵書として文庫を買うこともよくあります。
さてさてここ最近すっかり
私が読んだ本のご紹介をする機会が少なくなってしまいましたが
今でも1~2週間に1冊のペースで図書館から借りてきて読んでいますよ。
ちなみに現在は3冊ほど借りて読んでいる最中です。
そして今回ご紹介する本は・・・・
第140回直木賞受賞作であり2009年本屋大賞 第8位作品となった
天童 荒太氏の『悼む人』です。
![]() |
悼む人
著者:天童 荒太 |
まず表紙のこの写真がかなり目をひきますよね!
別にこんな顔をした人が登場するような作品ではありません。
(ちょっとこの表紙はインパクト強すぎかな?)
もしかしたら作者がこの彫像に主人公のイメージをみているのかな?
作品の内容は・・・
まるで巡礼者のように日本中を一人で歩きながら
自殺した人、殺人事件や事故の被害者を悼む旅をする青年と
彼を取り巻く家族、週刊誌の記者
そして青年とともに痛む旅に同行する夫殺しの妻の物語。
さまざまな人々の死を対象にしたストーリーは決して明るく楽しんで読むような内容の作品ではありませんが、死という絶望を扱いながら登場人物が最後にはそれぞれの希望を手にして人生を歩き出す様子が描かれていてジーンとくる作品でした(;ω;)
さすが直木賞!という作品でありながら
本屋大賞では上位にランキングされなかったのは
作品中で主人公の青年に対して周りの人々が感じた
印象と同じで決して万人向けする内容ではなかったからかなぁ?
なおWikipediaによるとこの作者は文庫化にあたって大幅に加筆修正をすることがあるとのことなので文庫本化に際しては少々雰囲気の違う作品になっているかも・・・
Wikipedia「天童荒太」に関する記述へ
【天童荒太】の主な作品
孤独の歌声
家族狩り
永遠の仔
包帯クラブ・・・他
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